落花生の葉っぱの ひ・み・つ
落花生の原産地は、南アメリカのアンデス山脈のふもと。
雨が降ったり降らなかったりの乾燥した荒地です。
そんな土地で生まれ育っただけに、すごい秘密兵器を持っています。
それは、葉っぱにある貯水細胞です。
つまり、水を溜めておける細胞を葉に持っています。
だから、雨が降らないで土が乾いても、長い間枯れずにいる事が出来、まるで水筒を持っているみたいです。
それでも適度な雨が降るにこした事はありません。
雨量が少ない年、精農家のみなさんは水をまく努力を惜しみません。
だからこそ美味しい落花生ができるわけです。
【千葉半立】
千葉半立は千葉県の奨励品種、千葉県八街市の推奨品種で国産のピーナッツでは最高品種とされています。殻の外観は他の品種と比べるとやや見劣りしますが、歯ごたえ・甘味・香ばしさが優れ独自の風味は格別です。
【ナカテユタカ】
中手豊も千葉県の奨励品種で、殻は白くやや大粒で甘みの強い早生種。千葉半立より、およそ一カ月位早く収穫できます。
飽きのこない、さっぱりとした甘味が人気です。
【おおまさり】
非常に粒が大きく、千葉半立や中手豊のおよそ2倍くらいの大きさがあります。実はやわらかく甘味があって大変に好評です。「ゆで落花生」に向いており、ジェンキンスジャンボと中手豊の交配種。大きな莢で食味がまさるところからこの名前が付けられました。
【郷の香】
郷の香は多くとれる早生品種で、ゆで豆として食味が良好です。レトルト落花生はこの品種を使用しています。
11月11日はピーナッツの日
秋は美味しい落花生の新豆が出回る時期。「らっかせい」はひとつの殻に2粒の豆が入っていて「ふたご」のようですね。そこで「11」がふたつ重なるこの日がピーナッツの日になりました。
又、「らっかせい」が実るのは土の中ということで「土」の字を分解して「+」と「-」で十一との意味合いもあります。
昭和60年(1985年)に消費拡大のPRのため財団法人全国落花生協会が制定したものです。
【 (株)広島屋ピーナッツが加盟する落花生業者団体 】
八街商工会議所落花生部会
八街市優良特産落花生業者会
八街落花生商工協同組合
千葉県落花生商工組合連合会
落花生販売・広島屋ピーナッツの井口と申します。
弊社ホームページにアクセスいただき誠に有難うございます。
恵まれた気候と豊かな土壌をもつ八街市は落花生の栽培に最も適しているといわれています。
この 八街市で収穫された良質な「らっかせい」を、より多くの皆様に知っていただきたく生産農家さんとの連携のもと安心・安全な落花生の提供に努めております。
何卒、ご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。