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落花生の出来るまで


落花生のできるまで

種まき
落花生の播種(種まき)は5月から6月上旬にかけて行います。発芽とその後の生育を助けるため、通常はマルチと呼ばれる農業用資材のビニールを敷きます。これにより、地温が下がらない様に工夫されます。

 

発芽
播種後、およそ1週間で発芽します。(左上)
さらに1週間位で本葉が出てきます。(右下)

 

発芽後およそ一ヶ月
発芽してから約一ヶ月で6~7センチ位に成長します。
このころになると、畑の地温も大分高くなりますので「マルチ」は除去します。

 

「らっかせい」の花
7月の中旬から8月にかけて、黄色い可憐な花を咲かせます。花の大きさは小指の爪くらいの大きさで、この花が受粉して萎んだ後にここから子房柄(しほうへい)と呼ばれる芽が地中に潜り込んでいきます。
ここに「らっかせい」の実ができてきます。花が落ちて実が生まれるところから落花生の名前が付きました。

 

「らっかせい畑」への灌水
猛暑の夏、これから秋口にかけてが実が一番育つ時期です。近年は温暖化の影響で、夏の降水量もその年によって大きなひらきがあります。このため雨の少ない年には、スプリンクラーによる灌水を怠りません。
十分な水が良い「らっかせい」を育てるための必須条件になります。

 

作況調査

毎年、9月下旬ごろに「八街商工会議所・落花生部会」によってその年の豆の出来具合を調べる「作況調査」が実施されます。良質の豆を出荷するために、組合員の前向きな姿勢が窺われます。

 


 掘り起こした落花生畑

種蒔からおよそ4ケ月、収穫時期を迎えます。掘りとりは実が落ちない様に手作業で行われます。


 

 


掘り起こした落花生
生産農家さんの、長年培われた経験と徹底した品質管理、そして努力が実を結び収穫です。畑の管理が良いと一株におよそ40粒以上のの実を付けます。

 


落花生の自然乾燥野積み風景
掘りとりからおよそ5~7日位後に自然乾燥するために野積みをします。これを地元では「ぼっち」と呼び八街市周辺地区の秋の風物詩になっています。この「ぼっち」にすることでオレイン酸含有量が増え甘みが増します。

 


脱粒作業
適度に乾燥した落花生は莢だけを取り出す脱粒作業をおこないます。ものすごい埃の中での作業で農家さんの苦労が窺われます。